年中アイス

いろいろつらつら

2016年の生活

もう2017年入りましたが、2016年のこと。

子供

2016年、一番のトピックは、6月に初めての子供が生まれたことでした。そして8月からフル在宅勤務を開始して、現在も続けています。保育園次第でまた勤務体系は相談する予定になってます。

出産に立ち会いました。夜中に破水したと連絡があり、翌日飛行機で向かい、私が病院に着いてからトントン拍子で生まれました。嫁は多分17時間ぐらい、私は4時間ぐらい。初めて赤ちゃんを見た感想は、未確認生物が動いているという感じ。血は平気でしたが、確かにダメな人は倒れるかもねという景色。

2か月ぐらい赤ちゃんは嫁の実家にいたので、大変な時期は(その後も大変ですが)送られてくる写真とメッセージ、LINEのテレビ電話。テレビ電話は本当に重宝しました。いい時代になったもんです。

家に戻ってきてからは、まずは抱っこの仕方から、オムツの替え方までわからないことだらけ。両親学級も行ってましたが、知識と実践はだいぶ異なります。すぐ慣れますが、実際やってるのを観察するのが一番いいです。実践は動かない人形でやってもあんまり意味ないです。

ミルクは本当に2時間ほどで周期が来て泣きます。腹時計すごい。最初はミルク兼用だったんですが、途中から哺乳瓶を嫌がり、完全母乳になったので、お父さんは代替できず。その代わりに家事全般は私が完全に引き受け(もともとだけど)。夜は同じ部屋で寝てるので、寝不足は一緒に来ます。

とにかく親のことなど一切関係なく、本能のままに行動するので、子育てに疲れ果てて、一線を超えてしまう人の気持ちはよくわかりました。私ができないところは、嫁のお母さんのサポートに非常に助けられました。

時間は飛ぶように過ぎていき、手足を動かすようになり、首が据わり始め、寝返りをするようになり、笑顔を見せるようになり、物をつかむようになり、腕で体を持ち上げたり、半年で随分と成長しました。笑顔を見せるようになってくると精神的には随分と助かります。無表情で泣くだけだと本当に辛いです。

保育園

認可保育園はうちの地区も「保育園落ちた」の投稿と同じく、激戦区で全然足りてないと。子育て世代を呼び込んでるけど追いついてないというところ。正直、甘く見てました。20近く見学に行って、書類集めて申請しました。2月頃の発表までわかりませんが、例年で見ると無理だそうで、認可外になる可能性大です。最悪引っ越しする可能性あり。

自分の時間

子供が生まれてからは、仕事の区切りをよりつけるようになりました。逆に自分だけの時間は仕事を除いて激減していて、まとまった時間でのアウトプットがしづらい状態です。インプットは隙間時間で本を読んだりTwitterみたりとまだなんとかできましたが、アウトプットと考えてると途中で中断されてモヤモヤしやすかったです。うちの子、夜になかなか寝始めないので、抱っこしたり相手するのに持ってかれます。そして疲れて何もできない。

最近は、少しマシになってきたので、できるだけアウトプットに傾ける予定です。

2016年お金の使い道ランキング

2015年は、買って良かったもの書きましたが、2016年は、自分の時間を取り戻そうに感化され、価値のある出費TOP3に変えてみました。

2016年は子供が生まれたこともあり、そっち関係の出費の価値が高かったです。1位に関しては本当ケチらなくてよかったと心底思いました。

価値ある出費TOP3

1位 飛行機ビジネスクラス (13万)

子供の出産立会いで、嫁の実家に向かうために、初めて飛行機のビジネスクラスを使いました。破水していたので、時間が読めないこともあり、なるべく早い便を探してビジネスしかなかったので使うことに。エコノミーだと5万ぐらいだったので、+8万でした。しかし、結果出産に間に合い(エコノミーの便だと間に合わなかった!)、初めての子供の出産に立ち会えました。個人的にかなり価値にある出費でした。

2位 ベビーカー(7万)、抱っこ紐(2万)

子供が生まれて、ベビー用品のありがたみがよくわかりました。細かいものもそうですが、ベビーカーと抱っこ紐が当たり前ですが重宝しています。これがないと外に出られない。自由がなくなる。

3位 歯医者(保険効いてる分だと計1万ぐらい)

嫁が近所にいい歯医者を見つけてくれて、そこに通い始めました。もう少しで虫歯がやや深刻になるところだったのと、全体的にクリーニングして思った以上に綺麗になったので、良かったです。長期的な歯や健康面を考えてもいいことでした。

番外

iPhone7

iPhone5sから変更で、SIMフリー継続。12月後半なのでギリギリですが、ApplePayでsuicaが使えることでガラケーのモバイルスイカを終わらせられることもあり、順当ながら。あとは年始ですが、ApplePayに登録したクレジットカードでQuicPayが使えるようになって、ポストペイ型のチャージレスが思いの外便利なことに気づきました。買い物で日常的suica使ってたので、月に3,4回ぐらいチャージしてたんですが、地味に手間だったんだなーと。iPhoneSEと最後まで迷ってましたが、7にして正解でした。

今回初めて128GBにして、子供の写真とビデオ撮り放題。前まで16GBで十分だったんですが、動画撮りだすと足りない足りない。

自分の時間を取り戻そう

生産性に関して、平易に書かれています。忙しいし楽しくないし実入りも少ないと感じている人にはオススメ。自分の中で感覚でしかなかったものがちゃんと説明されていて、他の人に伝えたい時にこの本を渡せば済むのはありがたいです。読んですぐに実家の家族用に追加注文しました。このエントリ自体もそうですが、価値のあることにお金を使ったか?という投げかけはすごくいいと思いました。

デフォルト値の怖さ

何も設定せずに動かせることは便利ではある

様々なサーバアプリケーションや、ミドルウェアを使う場合に、設定がない場合のデフォルト値が用意されていることがあります。

広く配布して使われるアプリケーションは、様々な人達が使うこともあり、なるべく何もいじらずにとりあえず使い始める(試す)ことができるようにされていることが多いです。特にローカル環境やサーバ1台でとりあえず動くようになっている場合があり、これは開発者が自分のマシンで試すことを前提にしている場合があります。

これと似た様に、開発者がローカルや開発環境で動かしやすいように、設定がなければローカルや開発環境のデフォルト値を使うように実装してしまうことがあります。サンプルの設定ファイルではなく、設定がない場合に勝手に使う値として。これは開発者にとって便利な反面、事故を誘発する場合があるので、気をつける必要があります。

開発より大事な本番リリース

このデフォルト値で事故が起こるケースがあります。それは本番環境にリリースする時です。本来は本番環境向けの設定で、他のサーバに接続すべきところを、デフォルト動作があることによって、気づかずにローカルや開発環境の設定で動作してしまうケースです。

基本的に開発と本番ネットワークは分離されているべきなので、DBなどは問題ないかもしれませんが、特定の状態をローカルに持ってしまうといった動作が考えられ、冗長、分散構成を取っていると問題になる可能性があります。

例えば、以下のような、複数台で共有しなければならないものです。

  • セッション情報
  • 排他制御
  • 外部APIリクエストのリクエスト上限、並列数など

もちろん、設定の確認や動作の確認は行うべきですが、一見すると動作しているように見える場合もあるため、事故を誘発する危険性があることを理解しておく必要があります。設定ファイルを置いたつもりで、Pathや設定変数名が違い、デフォルト値で動作していたということも考えられます。きちんとチェックすべきだ!という話ではありますが、現実全てを行えない状況もままあります。

設定自体を間違えている場合はどうしようも無いですが、運用では様々な人が関わり、開発者自身が忘れてしまうことも当たり前です。そういった時に、少しでも事故の可能性を減らすようにしておくことは重要です。

動き続けることが重要か、きちんと動作することが重要か

個人的には、暗黙的なデフォルト値で動くよりは、無ければ落ちて動作させない。という方針をとっています。確実に気づくためです。また、アプリケーションのデプロイと設定の配置を別々に行うようにしています。アプリケーションと一緒にデフォルトの設定ファイルを置いて、後から本番設定に上書きするといった手順でも同じように事故を誘発します。

ちなみに、設定内容次第では、動き続けることが大事な場合もあるため、もしこういうことが起きたらどうあるべきかを考える必要があります。