年中アイス

いろいろつらつら

Pixel6a購入

7/21の予約開始後、PixelBudsAシリーズの在庫が復活したタイミングですぐsageを予約し、発売予定日前日に到着しました。

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注文時から7/27-7/28予定となっていたので、最初から発売日前に届ける予定だったようです。

購入理由

reiki4040.hatenablog.com

2020/06からPixel3aをサブ機として使っていましたが、ちょうど今年7月現在でセキュリティアップデート含めサポートが終了したのが一番大きな理由です。他にも候補はあるにはあったんですが、何だかんだこの途轍もない円安が進む中でTensor搭載で53,900円税込を維持*1し、初回はPixelBudsAという一つ前ながらワイヤレスイヤホン(定価11900円)が無料でついてくるという実質42,000円でリリースされコスパはかなり良いです。Pixel3aがかなりいい機種だったと思うので、その印象だけで言えば買い替えユーザは割と取り込めるんじゃないかなと思います。

直前にNothing Phoneが日本でも発売されることになってマーケ的に流したのかYoutuberなどがこぞって紹介していました。そちらも興味はあるし洗練された機種*2だとは思いますが、過去androidはessentialというメーカーが1機種で終わってしまったことや、裏のピカピカしたのはあんまり興味ないかなということで今回はPixel6aを選びました。

Pixel6/Proと同じTensorを積んでいて少し小型軽量化しているところや、カメラの出っ張りも抑え気味という削ぎ落としがちょうど良いと思っています。アメリカだとPixel6シリーズがだいぶ不評でTensorに起因したバグが多いためという話もありますが、サブ機なんで一定動けばOKです。一応5年のセキュリティアップデートは提供されるそうなので、発売からフルでお世話になる予定。SDGsみたいな高尚な考えではないものの、やや世界経済的に不安定な状態が続くことも考えられ、なるべく長く使える機種にはしておいた方がいいのかなと思う今日この頃。

SIM構成

SIMは前回の記事で少し触れていますが、日本通信の合理的シンプル290を契約しました。

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1ヶ月1GB290円で最安です。超過した場合は低速ではなく遮断扱いです(今のこところは低速通信できるそうです)が、サブ回線なのでそこまでは問題なし。もし使いたい場合はiPhone側のahamoでテザリング、またはこのプランの+1GB(220円)で追加も可能です。最初からテザリングすればいいじゃんと思うかもしれませんが、ちょっと扱いたい時にテザリングする動作がとても面倒なので、この最安プランでそれを回避しつつ、たくさん使うならテザリングの手間をかける形です。

半日ほどちょこちょこ使ってみて

大きさはほぼPixel3aと大体同じですが厚みがあり、フルディスプレイ、パンチホール型のインカメになって画面の大きさが広くなったことも併せて大きくなった印象です。個人的には前回使っていたiPhone11 Proの大きさと似ていて、親指が対角線上の角にはぎりぎり届きにくい感じ。筐体は思ったより高級感があり、sageという色の割には緑味はだいぶ抑えられていて、だいぶ寒色です。側面を除いて指紋はベッタベタにつくタイプなので、気になる人はケースなりフィルムを貼りましょう。重さは最近のこのタイプだと軽い方でいいと思います。

指紋認証は反応はいいものの、手を離すタイミングが少し早いとダメだったりと少し慣れが必要そうです。 ディスプレイの対象部分に触れるとフラッシュのように強めの光が指に当てられて指紋を読むようで、その光が目の端に入るのが個人的には嫌です。また、指紋認証は海外のレビューで登録していない他人の指、自身の反対の手の指で認証が通ってしまった事象が報告されています。

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一応念のために妻に指を置いてもらいましたが、解除されずにNG判定が出たので、ザルとかではなく特定条件で何かありそうな雰囲気です。ここは続報待ち。

触り始めた直後は端末がほんのり熱くなりこれが噂に聞いていた排熱の弱さか?と思っていましたが、初期のバックグラウンドでのアップグレード、または日本通信のAPNを登録するまでの通信不可(WiFiは繋がってたけど)によるものだったようで、一定時間が経ってからはブラウザとか設定とかしてる分には発熱は問題なかったです。

カメラは綺麗な感じになるもののフォーカスが若干迷子になる印象で、自分でフォーカス対象をタップせずに撮るのは半々ぐらいの確率でピンボケしてます。ピントが合うと当たり前ですが綺麗に映るので、この辺りは多分慣れになるのかなと思います。消しゴムマジック/カモフラージュはチュートリアル的に紹介もされてますが、フォトアプリをアップデートしないと、案内されている「ツール」タブが出てこないようなので注意です。これ結構クリティカルだと思うんですが、なんでプリインバージョンではないんだろう。

初日の印象としてはいい感じにまとまってそうという当たり障りない感じに。サブ機なので日常使いで使い込むことは多分ないんですが、Google/androidの機能をもうちょっと使ってみようかなと思うぐらいには快適に動いています。

*1:というかGoogleStoreは円安の反映全然ないんですがどういうコスト管理構造でやってるんだろう

*2:バルミューダフォンってこんな感じを期待してたという意見が多かったですね。

楽天モバイル解約とKDDIの障害と冗長構成

楽天モバイルがぶっちゃけてしまったので、モバイル回線の全体的な見直しをかけていたら、KDDIが大障害を起こしたのでモバイル回線の冗長構成について改めて考えてみました。

楽天モバイルは解約

少し前に楽天モバイルが月1GBまでの無料範囲を終了し、月額980円(3GBまで)からの新しいプランを発表しました。私はサブ回線かつ楽天モバイルのエリアテストとしてちょうどよく使っていましたが、流石に980円で3GBなら他のMVNOの方が柔軟なプラン/繋がりやすいこともあり、7月からの新有料プランに備えて6月末に解約しました。

KDDI大障害

ところが、翌月初2022/07/02(土)未明から、KDDIの移動電話向けの通信網に障害が発生し、最終的には86時間に及びました。データ通信はiPhoneなら障害中も時々できていたようですが、データ通信が回復後、音声通信の完全回復までには86時間かかったということでした。

ahomo/楽天(KDDI)の実質3キャリア回線からahomo一本になったタイミングで今回の障害が発生しました。今回はKDDIなので影響は受けてないんですが、もしahamoで外出していたらちょっと大変でした。*1

本当にこういう障害というのはなぜこのタイミングで?という時に起きます。今回はちょうど楽天モバイルを解約した直後で次の回線を契約する前という合間のタイミング。ずっと待ってたのにトイレに入ったタイミングで宅配が来て不在票みたいな感じ。

今後の構成

楽天モバイルの代替は日本通信の合理的プラン290(docomo回線)の予定にしていたので、キャリアの冗長化は妥協するかなと思ってましたが、今回ヒヤリハット案件なのでメインのiPhoneにeSIMでpovo*2を追加しました。しばらくはiPhone13miniを使う予定なのと、povoもeSIMの移行(再発行)はアプリからできるようなので、問題ないかなという判断です。というわけで以下の冗長構成で生活していくことになります。

  • メイン機 iPhone13 mini (メイン回線ahamo SIM/サブ回線povo eSIM)
  • サブ機 Pixel3a (SIMなし) => Pixel6a(日本通信docomo SIM)へ変更予定

廉価プラン、MVNOによって複数のキャリアを持つことはだいぶ安くできる*3ようになりました。とはいえ冗長構成は節約的には真逆なので、バランスを取るのは自分次第です。また、今回はモバイル回線の障害でしたが、端末自体の破損故障盗難も起きる可能性は一定あるので、そちらの対策も忘れてはいけません。今回のKDDIの障害会見でもandroidは音声回線の不通でデータ回線もシャットアウトされる挙動が多いらしく、iPhoneではデータ通信のみはできていた状態もあったという報告があったため、両方持っている方が対応できる可能性は上がります。ただ、こっちは端末の代金が最近の円安の煽りも受けて厳しくなっていきそうな気はします。

*1:前のahamo回線契約直後はdocomoも数時間の障害を起こしており、その時は楽天モバイルが予備回線として活躍しました。

*2:今回大障害を起こしたのに?と思うかもしれませんが、障害対応としてはだいぶきちんとしていたので個人的な信頼感は増しています。Softbankはサブっぽく持てるプランが微妙というのもありますけど。

*3:学生時代は何だかんだ月1万円ぐらいの携帯料金の感覚なのでそれよりだいぶ安い。

iPhone 13 mini購入

2年半ほど使っていたiPhone 11 Proから、iPhone 13 mini(新色グリーン)に変えました。13シリーズが出た時点では13 Proに変える積極的な理由がなかったので、カメラの出っ張りがなくなり端子がUSB TypeCになるという噂の14 Pro待ちでした。

今回変えた一番の理由は、iOS15.4からFaceIDにマスク対応が入ったんですが、12以降のシリーズのみ対応で11 Proが対象外*1 だったことです。外出時は地味地味とマスクをずらしての認証をしてたんですが面倒でした。だいぶ収束してきたとはいえ、マスク自体は日本社会ではまだしばらく強制されると思われるので、変えるかなという気持ちが強くなりました。

加えて最近円安が急速に進み、この3月のiPhone SE3発表時点でも値上がりしています。このペースで円安が進行すると秋にはもう一段階値上がりする可能性が高く、そうなるとそもそもProは割高感がでて買わない*2かも、さらに無印ならminiがいいけど14からは無くなるとの噂です。そこで、ちょうど追加発売された13 miniの新色のグリーンを買うことにしました。

購入方法

巷では家電量販店での投げ売りに13 miniが登場しているとのことでしたが、Apple Storeで購入して11 Proを下取りに出すことにしました。投げ売りは安いものの朝から並ぶのも面倒だし、256GBモデルが欲しいのでレンタルになりそうなのと、そういったキャリアの縛り契約からは離れたいこともあってやめました。*3

いつもは旧端末を妻に渡すんですが、11 Proは大きくて重いので下取りに出して今回の原資にします。iPhone 11 Pro 256GBモデルは最大40,000円の下取りになるそうで、それなりに充当できます。13 mini 256GBモデルが98,800円 - 下取り40,000円で、58,800円の支出になる予定です。*4

移行作業

今回も新しいiPhoneのもやもや表示を読み込んでのデータ移行を行いました。前回無かったようなiCloud経由(15分ぐらいで使い始められる、その後バックグラウンド受信) or Bluetooth転送(1.5h使えない?)と選択肢ができていて、仕事の障害対応の関係で1.5h使えない可能性があるのはちょっと無理ということで、iCloud経由を選択しました。

割とすぐに使えるようになり、アプリは順次ダウンロードされて行ってました。しかし11 Proは200/256GBの使用量のはずが、途中で端末の空き容量が30GB足りないエラーが出てしまいました。一時的に容量を使うのかなと思い、Macに繋いで写真を移して対応。ただ、Macに繋いだら容量を喰っていたシステムデータがなくなったので、うまいことMacにオフロードする仕組みがあるのかもしれません。

Suica移行は古い端末でWalletから削除後に新端末で追加するんですが、この手順消す時どうしても怖いですね。他のアプリも何もしなくていいものから再ログインやSMS認証やらで使えるようにして、全部移行完了。11 Proは下取りのために全部消す必要があるので、ドキドキしながら初期化して回収待ちです。

実はdocomo 5G圏内

iPhone 13miniに変えて気づいたのが、何気に自宅はahamo 5G圏内だったことです。今まで対応機器を持っていなかったので気にもしてませんでした。docomo結構広げてるようですね。測ってみたら下り350Mbpsとか出ました。家の光回線は下り60Mbps。でもレイテンシは光回線の方が低かったです。

感想

画面は少し小さくなりましたがそれは特に困らず、とても軽くなったので手は楽になりました。iPadもそうですが、個人的にはPro mini出して欲しいです。

13 miniのグリーンの色味は濃く、ビリジアンあたりの色なのかな。エッジのグリーンメタルはかなり渋く、背面のテカテカガラスの部分もこれで良かったのにと思いました。ケースは純正のレザーケースを一緒に購入しています。相性もピッタリ。レザーウォレットのダークチェリーを買うと、蓬餅あんこ的な色になるかなと思ったんですが、物理カードは別に財布でいいかなと思っているので今は購入には至っていません。

元々14に期待してたカメラの出っ張り解消は結局ケースつけるし、USB TypeCはMagSafeでもいいかなという自分への言い聞かせしつつ、iPhone 13 miniグリーンの色味や大きさなど全部気に入ったので、またキラー機能が出なければ数年使うことになると思います。

*1:12からFaceID用のカメラの性能が変わっているらしく、その制約でできないそう。

*2:というか物品全般的に値上がりするのでiPhoneだけって話でもないですね。

*3:この投げ売りも値引き販売規制の抜け穴になっており、総務省からも問題報告の公表がされて、2022/03末で期末売り上げ戦と共に終わるのではとの噂

*4:書いてる時点だとまだTradeInが完了してないので確定はしてないです。