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いろいろつらつら

楽天モバイル解約とKDDIの障害と冗長構成

楽天モバイルがぶっちゃけてしまったので、モバイル回線の全体的な見直しをかけていたら、KDDIが大障害を起こしたのでモバイル回線の冗長構成について改めて考えてみました。

楽天モバイルは解約

少し前に楽天モバイルが月1GBまでの無料範囲を終了し、月額980円(3GBまで)からの新しいプランを発表しました。私はサブ回線かつ楽天モバイルのエリアテストとしてちょうどよく使っていましたが、流石に980円で3GBなら他のMVNOの方が柔軟なプラン/繋がりやすいこともあり、7月からの新有料プランに備えて6月末に解約しました。

KDDI大障害

ところが、翌月初2022/07/02(土)未明から、KDDIの移動電話向けの通信網に障害が発生し、最終的には86時間に及びました。データ通信はiPhoneなら障害中も時々できていたようですが、データ通信が回復後、音声通信の完全回復までには86時間かかったということでした。

ahomo/楽天(KDDI)の実質3キャリア回線からahomo一本になったタイミングで今回の障害が発生しました。今回はKDDIなので影響は受けてないんですが、もしahamoで外出していたらちょっと大変でした。*1

本当にこういう障害というのはなぜこのタイミングで?という時に起きます。今回はちょうど楽天モバイルを解約した直後で次の回線を契約する前という合間のタイミング。ずっと待ってたのにトイレに入ったタイミングで宅配が来て不在票みたいな感じ。

今後の構成

楽天モバイルの代替は日本通信の合理的プラン290(docomo回線)の予定にしていたので、キャリアの冗長化は妥協するかなと思ってましたが、今回ヒヤリハット案件なのでメインのiPhoneにeSIMでpovo*2を追加しました。しばらくはiPhone13miniを使う予定なのと、povoもeSIMの移行(再発行)はアプリからできるようなので、問題ないかなという判断です。というわけで以下の冗長構成で生活していくことになります。

  • メイン機 iPhone13 mini (メイン回線ahamo SIM/サブ回線povo eSIM)
  • サブ機 Pixel3a (SIMなし) => Pixel6a(日本通信docomo SIM)へ変更予定

廉価プラン、MVNOによって複数のキャリアを持つことはだいぶ安くできる*3ようになりました。とはいえ冗長構成は節約的には真逆なので、バランスを取るのは自分次第です。また、今回はモバイル回線の障害でしたが、端末自体の破損故障盗難も起きる可能性は一定あるので、そちらの対策も忘れてはいけません。今回のKDDIの障害会見でもandroidは音声回線の不通でデータ回線もシャットアウトされる挙動が多いらしく、iPhoneではデータ通信のみはできていた状態もあったという報告があったため、両方持っている方が対応できる可能性は上がります。ただ、こっちは端末の代金が最近の円安の煽りも受けて厳しくなっていきそうな気はします。

*1:前のahamo回線契約直後はdocomoも数時間の障害を起こしており、その時は楽天モバイルが予備回線として活躍しました。

*2:今回大障害を起こしたのに?と思うかもしれませんが、障害対応としてはだいぶきちんとしていたので個人的な信頼感は増しています。Softbankはサブっぽく持てるプランが微妙というのもありますけど。

*3:学生時代は何だかんだ月1万円ぐらいの携帯料金の感覚なのでそれよりだいぶ安い。